「野辺山の伝道師」
伝道師と言っても、宗教のお話ではありません。(笑い)
八ヶ岳の景色を愛し、野辺山に大好きな八ヶ岳を眺めながら仕事のできる歯科医院を開いたあまかわ先生のことです。20年前、まだこの地域では「歯医者さんは虫歯になってから行くもの」「虫歯になったら歯を抜けばいい」という程度の知識しかありませんでした。その時代から「予防歯科」を掲げ、「ブラッシングの重要性」を説き、できるだけ抜かないで根の治療をして歯を保つ・・・という田舎では画期的な方針で多くの人の歯を守ってきました。
あまかわ先生にめぐりあわなければ、今頃ぼくは「総入れ歯」だったかもしれません。(^^;
この「予防歯科」の意識はその後かなり浸透してきて、ヒマさえあればブラッシングしている人も多いようです。笑えるのは車の運転をしながら歯ブラシをくわえているひともよく見かけること。中には「八ヶ岳歯科教の信者」とかいって冷やかすひともいますが、それだけ「意識改革が進んだ」ということですね。
研究熱心で今でもスタッフを引き連れて、最新医療の研究会に出かける姿も見かけます。
噂によると若い頃は「仕事が終わると毎晩のように飲み屋に出没する」という話もあったようですが、
さすがに家庭を持ってからは外で飲んでるというのはなくなったみたい。(ホント?)
八ヶ岳に向かって開かれた窓を向いた治療台に座って、美しい景色に見とれることもしばしば。
たぶん死ぬまでのお付き合いになることでしょう。(苦笑)
撮影の時に「帽子」と「マスク」をはずそうとされましたが、これ、はずすすと別人!
外ですれ違ってもわからないかも?(爆)
(2006.2.23)
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